Jose Ramirez Ⅱ 人気 650mm ホセ・ラミレス2世 1952年製

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

ラミレス工房の創始者ホセ・ラミレス1世は1923年に亡くなりました。その息子2世は演奏家として南米で活動していましたが、父の死後マドリードに戻ってきて家業を継ぎました。そのころ職人は3人ほどで、全盛期に比べればかなり小規模な工房だったようです。弟子には有名なマルセル・バルベロがいます。その後1956年に亡くなるまで製作を続けます。2世の作品は古き良きオールド・スパニッシュギターの最後の香りを残しています。
当時のラミレス2世には6段階のグレードがあり、本器は指板がエボニーなので最上位モデルと思われます。当時の定価は11万円(現在の価格に換算すると約70万円)で、裏側板はブラジリアンローズとマホガニーが同価格でした。ネックはキューバセドロが使われています。キューバセドロは現在では最高級の材です。マホガニーは立体的な木理が交差する特徴からおそらくホンジュラスマホガニーと思われます。
ラミレス2世は国内に数が少ないためマイナーな存在でしたが、数年前に都内の専門店で指板がローズウッドの廉価モデルが200万円近い価格で売れるなど、近年国内でも評価が高まっています。
本器は約1.4㎏と非常に軽量で、ボディは小さく薄めで弾きやすいサイズです。レゾナンスはFとF#の中間(ややF寄り)とかなり低めです。倍音は控えめで素朴な音色。音量はそれほど大きくありませんが、芯が強く密度が高く感じます。太い低音と、張りがあり伸びやかな高音、分離の良い中音を持ちます。強弱変化や音色変化をつけやすく、弱音に特に魅力があります。
【スペック】表面板:ドイツ松裏側板:マホガニーネック:セドロ指板:黒檀スケール:650mmナット幅:52mm重量:1410g
【状態】製造から71年が経過し、その間様々な修理を受けてきた歴戦の勇士の面持ちです。直近では有名店アウラにて点検と修理をおこなっており、状態は完璧です。把握している限りでは以下のように補修歴があります。
・表板中央付近、サウンドホールから胴底部まで割れ修理(幅1.5mmの木片を埋木)・表板1弦横、サウンドホールから胴底部まで割れ修理・裏板下部右側の割れ修理(部分的にマホガニー木片をはめ込み)・裏板下部中央やや左部分の割れ修理・裏板上部の右側にマホガニー木片継ぎ(製作時の可能性あり)・裏板下部の左側にマホガニー木片継ぎ(製作時の可能性あり)・裏板力木はがれを接着・横板くびれ部はがれを接着・ナット、サドル交換
ネックはまっすぐな状態を保っており、フレットは大きな摩耗もなく8割程度残っており、ビビりや音詰まりもなく状態良好です。12F上の弦高は6弦3.8mm/1弦2.9mmと弾きやすい状態です。
糸巻はGOTOHのフラッグシップモデル高雅KG02-C-EN(単式)に交換してあります。黒檀つまみの特注品です。動きは極めてスムーズで、上質感があります。
ハードケースはオリジナルかどうか不明ですが古いものです。外装がかなり剥がれていますが、これはこれで貴重なものだと思います。
【発送】ギター用のダンボール箱を使用して丁寧に梱包し、送料無料で発送します。
※24時間以内にご連絡、48時間以内にお支払いいただけない場合は落札者都合によるキャンセルとさせていただきます。(評価が新規の方はお支払いも24時間以内にお願いします。)

残り 2 598,000円

(974 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 01月01日〜指定可 (明日20:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥286,902 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから